先日、これぞワインセミナーという試飲会に参加してきました。
場所は、福岡の中でもお気に入りのホテル「With The Style」
フランスから直送のメドックワインを、ホテルニューオータニのソムリエの方の解説を聞きながらテイスティング。
参加者もいつものワイン試飲会と違う空気感。
メディアのプレスやソムリエの方の参加が多いせいかもしれません。
ボルドーの、特にメドック地区の地理的特徴の動画を流しながらの説明です。
メドック地区はジロンド川に沿った、およそ60kmのたてに細長い地域。
土と水と風と人が共存して葡萄を育てている映像に感動( ´ ▽ ` )ノ
ワインはテロワールが大事なんです。
フランスのワイン大使の方も来られてました。
メドックワインといっても、地域やシャトーや年(ヴィンテージ)によっても大きく違うため、今回は地域の特徴を持つ、2013年ヴィンテージの、選ばれた8本を試飲しました。
メドックから、シャトー ローラン ド ビィ
オーメドックから、シャトー ド クドー
マルゴーから、シャトー ダルサック
ムーリス アン メドックから、シャトー アントニック
リストラック メドックから、シャトー ルヴェルディ
サン ジュリアンから、シャトー レオヴィル ポワフェレ
ポイヤックから、シャトー クロワゼ バージュ
サン テステフから、シャトー フェラン セギュール
メドックのワインは新世界のワインのように果実味たっぷりではないので、ワインだけを飲んでも、美味しさを感じにくく、これを最初に飲んだらワインを苦手と思う人が増えてしまうのでは?とも思いました。
ワインバーといってもそれぞれに役目があると思うので、アイヴァンは、ワイン初心者のかたでも美味しいと感じるワインにチカラをいれようと再確認しました。
さすがに、シャトー レオヴィル ポワフェレあたりからは、バランスと複雑さとなめらかさが高級感を醸し出しておいしさを味わえるのですが、タンニンもそれなりにあるので脂分が欲しくなります。
「あー、表面をカリッと焼いたステーキが食べたいーーー!」
と思いながら次々と試飲です。
アイヴァンのワインは、スペイン、イタリア、オーストラリア、チリなどの、果実味たっぷりでコスパの良いものを中心に選ぶので、普段はボルドーのワインはあまり飲まないため、オーメドック、マルゴー、サンテステフ、サンジュリアン、ポイヤックなどの名前は知っていても、総合的にメドックの8つの地区を理解してはいなかったので、地区のの特徴を感じながら飲み比べる体験は非常に貴重で勉強になりました。
まだまだ勉強が必要ですが、今回の素晴らしい企画には感謝です。
こういうワインセミナーも楽しいけど、ワインはやっぱり好きな料理と好きな音楽と、楽しい会話をしながら飲むのが一番おいしいです。
人生にそんな幸せな時間が少しでも増えるように、アイヴァンはがんばります( ´ ▽ ` )ノ