ivanはバーなのに健康志向を1つのテーマとしているため、扱うお酒に関しても色々と考えています。
今日は「テキーラ」に関して少しお話したいと思います。
テキーラは度数が強く飲みにくいとゆうイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、美味しい飲み方をすれば、実はハマってしまう奥が深いお酒なんです。
テキーラの原材料は英語でBlue Agave(ブルーアガベ)、原産地メキシコではMaguey(マゲイ)もしくはアガベと呼んでいます。
サボテンと間違われやすいですが、
アロエに近い竜舌蘭(りゅうぜつらん)の一種である。
原料として使われるのは葉の部分ではなく地下茎の直径70~80cm、重さ40Kg前後まで育った球茎で、巨大なパイナップルのような形からスペイン語の「ピニャ」と呼んだりします。
ピニャが良質であるかどうか、それがテキーラの品質に大きく影響したりします。
原料の使用割合によってテキーラは、ブルーアガベ100%とミクスト(Mixtos)のふたつのカテゴリーに分けられており、
ミクストはブルーアガベを51%以上使用し、残りはサトウキビの糖蜜や砂糖、ブドウ糖などで補糖したものさします。
うちではミクストも置いてますが、やっぱり1番オススメするのはアガベ100%のテキーラになります。
アガベは低GIで血糖値の上昇もゆるやかになり、糖質を気にされる方にはピッタリかと思います。
今イチオシなのは、最近デザインがリューアルされてカッコよくなった
「サウザブルー」です。
メキシコはハリスコ州グアダラハラ市近郊のテキーラヴァレーにサウザの拠点はあります。
創業者はテキーラの父とも呼ばれる
ドン・セノビオ・サウザで、創業は1873年で、セノビオは15歳から働き、アガベの栽培や蒸溜を学び、30歳を超えて間もなくに独立しました。
彼は現在につながる新しい製法や設備を導入していき、ラベルにはじめて“テキーラ”と記したのもセルビオだったりします。
このサウザブルーはロックでも美味しいですが、やはりカクテルとしての相性が非常に良いので、サウザブルーを使ったオリジナルカクテルなんかも用意しています。
テキーラが好きな方も苦手な方も是非一度アガベ100%の甘み、コク、香りを堪能して頂けたらと思います。