今日は知ってるようで意外と知らないカクテルに関する豆知識をいくつかご紹介したいと思います。
①ジンバックのように、なになにバックというカクテルは全てジンジャーエールで割っている!?
ジンバックというカクテルはよく聞くことがあるかと思いますが、これはジンにジンジャーエールとレモンを加えたカクテルになります。
実はバックが付くカクテルは他にもあり、ウォッカバック、テキーラバック、ラムバックなど全てそれぞれのベースにジンジャーエールとレモンを混ぜたカクテルになります。
なぜバックと付くかというと、英語のバックに雄鹿元気のいい若者といった意味があるので、そのキック感(酔いやすい感じ)から命名されたと言われています。
②スクリュードライバーはねじ回しという意味!?
スクリュードライバーとはウォッカをオレンジジュース割ったシンプルなカクテルを言いますが、その名前の由来はイランで働いていたあるアメリカ人作業員が、のどの渇きを癒すために即席のカクテルを作りました。この作業員がそのとき混ぜるの使用したのが、工具のスクリュードライバーいわゆるねじ回しだったことからと言われています。
このスクリュードライバーは別名レディキラーとも言われ、ウォッカ自体もクセがなく、さらにオレンジで割ることで非常に飲みやすい口当たりがついつい飲み過ぎて気付いたら酔っ払ってしまっているというカクテルだったりします。
③マティーニにはバリエーションがたくさんある!?
カクテルの王様と呼ばれ非常に有名なマティーニですが、実はバリエーションが様々あり、通常はジンとドライベルモットとオリーブで作りますが、ジンをウォッカに変えるとウォッカマティーニといい、ジンを日本酒に変えたサケマティーニなんていうのもあります。
1979年に出版された『ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック』ではなんと268種類のレシピが紹介されています。
有名なのが、映画『007』のジェームズボンドはマティーニに強いこだわりを持っており、オーダーする時は「ウォッカマティーニをステアではなくシェイクで」と注文します。これがいわゆるボンドマティーニと呼ばれマティーニバリエーションの一つになっています。
こんな感じで聞いたことがあるカクテルでも、掘り下げてみると色々面白い話があったりします!
皆さんもカクテルに興味を持って頂けたら幸いです)^o^(