BARと居酒屋の違いは何だと思いますか?

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BARと居酒屋はまったく違うお店のイメージが湧くと思いますが、じゃあ具体的に何が違うの?明確な定義は?
なんてことを聞かれたことがあります。

お店の雰囲気が違うや、テーブルに座って焼酎や日本酒などの和酒を飲むのが居酒屋で、ウィスキーやカクテルの洋酒を中心にカウンターで飲むのがBARじゃないの?など、色々な意見があるかと思います。

お店の雰囲気で言えば、BARのような居酒屋もあれば、居酒屋のようなBARもありますし、居酒屋もBARもお店に応じて、和酒も洋酒も扱います。

そこで僕の個人的な考えとして答えが1つあるとすれば、バーテンダーがいるか、いないかだと思います。

じゃあバーテンダーって何?って言われるかもしれませんが、これはそれぞれのお店のバーテンダーさんの考え方によってまた様々な回答があるかと思います。

僕もバーテンダーとして仕事を始めた時に同じ疑問が湧いたことがあったので、そのルーツを探ったことがあるので1つ豆知識を紹介したいと思います。

バーテンダーという言葉が生まれたのは、一説に1830年代にアメリカで
bar(酒場)とtender(世話をする人、相談役)の合成語として定着したとされています。

それを知った時に、お酒というツールを用い、接客を通して、お客様の心を満たす役割をするのが、バーテンダーなんだなと思ったことがありました。

かつてベテランバーテンダーのマスターに一流のバーテンダーに必要なことはなんだと思う?と質問されたことがあります。

当時の僕は、お客様が美味いと感じる渾身の一杯をいつでも相手のニーズに合わせて作れることですか?と答えたことがあります。

そのマスターはそれは二流だな!と話されて、この業界で食っていこうと思ったら、美味い酒を作るのは当たり前で、一流のバーテンダーは初来店のお客様に、またこの店に来たいやまたこの人に会いたいと思ってもらえ、一ヶ月以内に2回目の来店をしてもらえることだよ。
と言われたのを思い出しました。

お客様は老若男女様々な方がいらっしゃるので、お話をするテーマも、趣味嗜好も様々なので、相手のニーズに合致するのは簡単なことではないと思います。

ただどんなお客様でもまた来たい、また会いたいと思う共通の理由があるとすれば、僕は『安心感』は1つの重要な要素だと思います。

この店だったら、この人だったら、安心してここにいられる。と多くの方に思って頂ける仕事が出来れば、多くの方に愛されるお店作りが出来ると思うので、これからも1人でも多くの方に『安心感』を感じて頂けるお店にしていきたいと思います^_^

 

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